脊髄損傷と検査
画像検査
レントゲン検査により脊椎(頸椎、胸椎、腰椎など)に骨折や脱臼がないかどうかを確認することはもちろん重要ですが、そのほかに、以下のような検査があります。
■ CT検査
かんたんに言えば、コンピューターを使用したエックス線のことで、骨な どの硬い部分を確認するのに有用です。3D表示もあります。
それだけでなく、CTは新鮮な出血(受傷直後の出血)を確認するのに適しています。
■ MRI検査
磁気を利用する検査で、やわらかい組織を確認するのに適しています。
特に脊髄内の様子を見るのに有用といえます。
MRIにより脱臼骨折がわかる場合もあります。
その他の検査
以下、いくつかあげます。
・深部腱反射検査
・表在反射検査
・病的反射検査
(ホフマン反射検査、トレムナー反射検査、バビンスキー反射検査 など)
・徒手筋力検査(MMT)
具体的にどのような検査なのかは、当法律事務所の相談にてご説明いたします。
主治医の先生の指示のもと、これらの検査が実施され、脊髄が損傷されているのかどうか、脊髄損傷があるとしてどの高位にあるのかどうかなどが診断されていくことになります。
もちろん、これら各検査は適切な時期に実施される必要があり、手遅れにならないことも大事と思います。
脊髄損傷は、重度のけがですので、交通事故で受傷された場合にも被害者のご家族の助力は欠かせません。
脊髄損傷の事案は事故直後に気をつけなければならないことがあり、交通事故人身損害を数多く取り扱っている弁護士の無料相談を早めにご利用いただくことが必要であると考えております。
被害者のご家族の方からでも、ぜひ、お早めに当法律事務所に相談ください。