交通事故とひざの半月板損傷について
ひざの半月板とは
大腿骨(股関節とひざの間にある長い骨のことをいいます)と脛骨(膝と足首の間にある長い骨のうち、太い方の骨のことをいいます)の間にあるもので、ひざの内側と外側にあります。クッションの役割をしています。
交通事故でひざの半月板を損傷する場合とは
当事務所の印象としては、バイクや自転車の乗っていて交通事故にあい受傷するケースが多いといえます。
半月板損傷に関する当事務所受任解決事例
膝内側半月板損傷に由来する痛みで後遺障害14級が認定され、合計320万円の支払を受けることができた事例
(クリックしてごらんください。)
半月板損傷に関する検査は?
半月板損傷を確認するための検査としては、MRI検査が重要になります。 その他、関節鏡検査などがあります。また、いくつかのテストもあるのですが、これについては、当事務所でのご相
談でご説明いたします。
ひざの半月板を損傷した場合の症状
受傷部位に痛みがでたりします。
交通事故で半月板損傷を受傷して、残存するおそれのある後遺障害
上記のとおり、痛みの症状がでたりしますので、
局部に神経症状を残すもの(後遺障害等級14級9号)
局部に頑固な神経症状を残すもの(後遺障害等級12級13号)
などの後遺症(後遺障害)が残る可能性があるといえます。
当事務所弁護士がほかでお聞きしたところでは、ひざの半月板損傷でひざ関節機能障害(後遺障害12級7号)が認定されたケースがあったようですが、ひざの半月板損傷のみの受傷ではまれなケースであるといえます。
ひざの靱帯(じんたい)損傷との併発
ひざの半月板の近くには、
前十字靱帯
後十字靱帯
などの靱帯があり、半月板を損傷するような外傷を負った場合、これらの靱帯も損傷するケースがあります。
このような場合には、ひざの関節機能障害に注意していかなければならないでしょう。ひざの関節機能障害のうち、動揺関節(関節が不安定となり、ぐらぐらする状態になることをいいます。)が問題となるケースでは、ストレスレントゲン検査の実施が必要となる等注意点があります。
くわしくは、当事務所にご相談ください。