交通事故を弁護士に依頼して後悔した7つのケース~後悔しないための7つの対処法とは?~

交通事故事件の弁護士選びで後悔しない7つの方法

 

●いくつかの法律事務所の無料法律相談を受けたうえで依頼する弁護士を決めるのが望ましい(最初の弁護士えらびが大切です!

 

●初回の法律相談で話がかみあわない、相性が合わないと感じた弁護士には依頼しない

 

●初回の法律相談で言っていることがわからない弁護士には依頼しない

 

●初回の法律相談段階で、事件の見通し、弁護士費用の細部を弁護士に確認し、弁護士に依頼するメリットがあるかどうかを弁護士に確認しておく

 

●弁護士に依頼をした後の連絡やりとりについて、誰(弁護士?、事務職員)が依頼者と、どのような手段で連絡をとるのかを初回の法律相談で確認しておく
※できれば、自分からこまめに連絡をする弁護士を選んだ方がいいと思います

 

●お客様が初めてメールの問い合わせをされたとき、最初の返答が遅い弁護士に依頼することには慎重になるべき

 

●交通事故ケガの初回法律相談で、法律的なことだけでなく、通院状況、通院記載の医療機関のこと、症状、体の状態などをくわしく聞いてくれ、今後何が大事になっていくのか、何がポイントか、以降どのように進めていくべきかを指摘してくれる弁護士を選んだ方がいいと思います

 

弁護士選びに失敗して後悔したパターン7つ

初回の法律相談で対応した弁護士とあわなさそうと感じた~弁護士との相性~

 

弁護士の法律相談に限ったことではありませんが、人同士のコミュニケーションでは、相性の良い、悪いはどうしても出てくるものです。

 

初回の法律相談で、たとえば弁護士との会話がかみあわないなど相性があわなさそうだと感じられた場合、(個人的な意見になりますが)その弁護士への依頼することはやめた方がいいと思います。

 

これは依頼者、弁護士のいずれが問題があるという話ではなく、相性の問題です。

 

なぜなら、解決までに時間がかかりそうな事件もあれば、早期に解決が見込まれる事件もありますが、事件が解決するまでには多かれ少なかれ時間を要します。

そうすると、その間、依頼した弁護士とは継続してコミュニケーションをとっていく必要があります が、相性が悪いとコミュニケ-ション不足がおこり、想定された解決内容に及ばないという結果が発生するおそれがあり、依頼される方にとっても弁護士にとっても望まざる事態となり得るからです。

 

急を要するケースでは仕方ないかもしれませんが、弁護士選びは、後悔されないよう、いくつかの法律事務所の相談を受けられたうえで、相性も考えて依頼する弁護士を決めるというように慎重にされた方がいいです。

 

ご相談者から依頼を受けることに前のめりになっていると感じられたときには、依頼をするかどうかはより慎重に考えた方がいいと思います。疑問に思っておられることについては弁護士に説明を求めるべきです。

 

依頼したが弁護士費用が想像していたより高かった

 

弁護士に交通事故の示談交渉や裁判を依頼して解決したが、実際に得られた賠償金と弁護士費用の額がほとんど変わらないというケースがもし起こったら、依頼した方は何のために弁護士に依頼したのかわからず、後もどりできない後悔をしてしまうことになります。

 

実は、交通事故損害賠償事件で、実際に得られるであろう賠償金と各法律事務所の弁護士費用の額がほとんど変わらないか、又は、弁護士費用の方が高くなってしまうために、弁護士に依頼するメリットがない可能性は、(あくまでもざっくりとした見とおしですが)初回相談でお聞きした際に、弁護士からこのリスクをお伝えすることはできます。

 

弁護士金田は、このような場合、初回相談の際、相談者に対し、必ず、依頼するリスクがある旨お伝えしておりますし、ご依頼をいただかない方がいい旨お伝えしております。

また、当法律事務所では、弁護士費用特約の適用がないケースでも、ご依頼者のお手持ちから弁護士費用をいただくのではなく、相手方任意保険会社や自賠責保険会社から支払われる賠償金から清算させていただく方法で頂戴しております。

 

弁護士が示談交渉をした交通事故損害賠償金に納得できない

 

・弁護士に交通事故損賠賠償の交渉(示談交渉)を依頼したが、示談交渉により出てきた損害賠償金は、依頼者が考えていたものとは開きがあり、納得がいかない
・それなら裁判まですすむ意向だが、弁護士が示談で終わらせようとしている
・後悔している

 

このようなケースでは、以下のいずれかが考えられます。

・示談が決裂して裁判になっても同程度での金額の解決があり得るものなのか
・交渉方法によってはさらに増額での示談解決ができそうなケースなのか

 

仮に示談がまとまらずに裁判になったとしても結論があまり変わらないのであれば、これ以上を時間をかける意味に乏しく、示談で解決するのが妥当であるという考えになると思われます。

弁護士は、裁判で認められ得る基準を超える法外な損害賠償金を受け取るような解決はできません。

 

ただ、弁護士が依頼者の方に対し、事前に見通しをきちんと説明していないと、依頼者の方は納得されないでしょうし、後悔を生むことになりかねません。

 

一方、交渉方法によってはさらに増額での示談解決ができそうなケースであれば、弁護士の力量の問題になります。

当法律事務所にご依頼をいただきましたら

全ての案件で、最終の損害賠償請求(=示談交渉の開始)の際には、ご依頼者様に、請求総額、金額の内訳、そのような金額計算に至った理由、見通し・リスクなどを事細かく説明するようにしております。

 

 

初めて問い合わせメールをしたが、弁護士の最初の返答が遅い…

 

夜にメールをしその次の日の朝に弁護士から返答が来た、金曜日の夕方にメールをして月曜日の朝に弁護士から返答が来たというのは致し方ありません。

しかし、特に上記のような事情がないのに返事に2~3日かかるとか、返事すら来ないのであれば、そのような対応をする弁護士へ依頼することには慎重になるべきといえます。

そのような対応は、事件の依頼をした後でも起こると思っておいた方がいいと思います。

そうすると、依頼した方にストレスがたまるようになり、事件がスムーズに進まないことになりかねません。

そればかりか、交通事故事件では、対応が遅いと手遅れになる事項もあります。

金田総合法律事務所では、メールのお問い合わせをいただいた際には、素早い回答をしております(お電話を差し上げます。)。

 

 

依頼した弁護士の対応がおそい、弁護士と連絡がとれない

 

・依頼した法律事務所に連絡しても折り返しの電話がかかってこない

・弁護士・法律事務所から報告がない

・法律事務所がお願いした事項をなかなか進めてくれない

残念なことですが、このような話をしばしば耳にしますし、ご相談もかなり後悔の念でお電話をいただくことが多いです。

 

弁護士金田は、ご依頼案件が少しでも動けば必ずご依頼者様に報告を申し上げるようにしておりますし、報告も事があった当日又は翌日には報告を申し上げるようにしております。

また、ご依頼者様からご連絡をいただいた場合も、その日又はその翌日にはご連絡するようにしておりますし、すぐにくわしいお話をすることが難しい場合でも、当日又は翌日にご依頼者様に連絡をし、この件はいついつ頃目処にまたご連絡を差し上げますとお伝えすることにしております。

ご依頼者様とのやりとりは弁護士金田が直接することにしており、大切なお話を事務員を通じてやりとりをするようなことはしませんのでご安心ください。

 

弁護士の言っていることがわからない

 

・弁護士が専門用語ばなりならべてしゃべるので意味がわからない
・そもそも何を言っているのかわからない

このようなときは、後で後悔しないように、弁護士に対し、わからないのでもう一度説明してほしいと言われた方がいいです。

 

もう一度説明を受けてもよくわからないのであれば、その弁護士自身も交通事故処理問題をわかっていない可能性があります。

 

弁護士金田は、難しい言葉はできるだけ避け、お客様にご理解をいただけるような相談をすることを心がけておりますし、話の区切りがついたときに、お客様にご不明な点はありませんかとお尋ねするようにしておりますので、ご安心ください。

 

この点に関連して、法律事務所のホームページのことを申し上げます。

交通事故事件の「実績○○件」とうたっている法律事務所のホームページがあります。しかし、弁護士が複数人所属している法律事務所では、事務所全体での実績を記載されている可能性があり、実際に依頼を受けて担当となった弁護士自身がどの程度交通事故のケガの損害賠償事件を取り扱った経験があるのかまでは明らかになっていません。

もし、取り扱い経験が少ない弁護士が担当となった場合には、依頼した案件の進め方に不安が生じる可能性があります。

そうなると、交通事故のケガの損害賠償請求事件の取り扱いに乏しい事務所に依頼したのと同じ結果になってしまうおそれがあることにはご注意ください。

金田総合法律事務所には弁護士が一人しかいませんが、弁護士一人で2000件を超える交通事故のケガの相談実績をもっております。

 

 

交通事故のケガの事件では、法律的なこと以外にもアドバイスが必要

 

交通事故の場合、多くは、相手に保険会社がいます。保険会社は年々交渉力を上げて対応してきているという実感があります。

そして、各保険会社の担当のバックには顧問弁護士がついています。

このような体制に立ち向かうことは被害者側の弁護士も大変なのです。

弁護士が甘い考えでいると、相手に手玉にとられ、物事がスムーズに進まなくなるおそれがあります。交通事故被害者が被害に見合ったものを受けることができるために、弁護士も覚悟を決めてのぞむ必要があると考えています。

 

交通事故のケガの損害賠償問題は甘いものではありません。

 

交通事故でケガをしうた場合、入院、通院を続けることになると思います。現在通院されている医療機関がどうなのか、主治医の先生の対応がどうなのか、どのような自覚症状があるのか、体の状態がどうなのか、ご家族から見た被害者の様子はどうなのか、リハビリや投薬状況がどうなのか、自賠責保険の後遺障害の類型にあたるような後遺障害が残るおそれがあるのかどうかなどといったことを弁護士がくわしく聞き、今後何が大事になっていくのか、何がポイントなのか、以降どのように進めていくべきかを指摘する必要があると考えております。

弁護士がこれらの対応をできないと被害者を救済することは難しいと考えています。

金田総合法律事務所では、これらのことを初回の相談でお聞きし、ご説明いたします。

後遺障害の問題は、年々、画像が重視される傾向があります。(もちろん、協力してくださる医師の先生と連携しますが)後遺障害の類型にあたるような後遺障害が残るおそれがあるかどうかについて、初回の相談でも画像をご持参いただければ、弁護士が画像を確認いたします。

 

 

最初の弁護士えらびこそが大切です! 慎重になってきめてください!

 

交通事故のケガの損害の問題は、本当に初期からの動きが重要になります。

ということは最初の弁護士えらびが失敗すると、交通事故のケガの賠償問題がうまくいかなくなる可能性が高いと思っていただいた方がいいです。

そうすると、最初の弁護士えらびにこそ慎重になる必要があります。

面倒くさがらずに、法律事務所の無料相談は3か所ほど受けた方がいいと思います。その中で、依頼する法律事務所をえらんでいただいた方がいいです。

 

金田総合法律事務所では…

●初回の相談で、事件解決までの流れの中で、必要なこと、肝になること、想定される相手方任意保険会社の対応などを全て説明します。

●ケガの名前(傷病名)から、残ってしまうおそれがある後遺障害についても、初回の相談でもれなく説明いたします。

●初回の相談で弁護士報酬のことを明確に説明いたします。

現実に、死亡事故、高次脳機能障害、骨折といった重症のケースで、複数の法律事務所から金田総合法律事務所をえらび、ご依頼いただいたことがたくさんありますので、安心してご連絡、ご相談、ご依頼ください。

 

当事務所でのセカンドオピニオンについて

 

交通事故の損害賠償(示談や裁判)をすでに他の弁護士に依頼している方のセカンドオピニオンについても当事務所ではお受け付け自体はしております。

 

ただし、すでに他の弁護士に委任されているので、あくまでも第2の意見として申し上げるスタンスにてご相談をお受けさせていただきます。

 

当法律事務所でもかなりのセカンドオピニオンの相談をお受けし、最近、このようなご相談が増えていることを肌で感じております。

 

しかし、セカンドオピニオンお聞きした現在の交通事故損害賠償事件の進行に特に問題を感じられないケースもあります(コミュニケーションの取り方はともかくとして)。

お話をお聞きした時点ではすでに手遅れになっていると考えられるケースも少なくありません。

 

ですので、弁護士金田の方針としては、弁護士を交代しても事態が好転しないと考えられる場合には、ご相談のみで終了させていただくことになります。

依頼している弁護士の変更は、口で言うほどかんたんなことではありません。

変更したところでそれまでの経過が好転するとは限りませんし、弁護士費用の負担が結局増えたというリスクも発生し得ます。

 

他事務所から当事務所に変えられた方からいただいたお手紙

早、文月を迎え錦町に祇園囃しの響く頃となって参りました。この度は、数々のお力添えを賜り誠にありがとう存じました。

初めての交通事故に不安の日々でおりましたが、今年三月に他の法律事務所から思い切って金田先生に事故処理をお願いする事となりました。先生は打てば響くきめ細やかな対応と何事も真摯に受け止めて下さいまして、初めて安心感を味わいました。

CTやMRI検査の画像等も懸命に解析して頂き、満足致しました。最終の賠償・慰謝料問題にも色々とご配慮ご尽力下さいまして、大変良い結果を頂きお陰様にて感謝致しております。誠に有難うございました。

最後に先生の御健康と金田法律事務所様の今後益々のご発展を心よりお祈り致しております。